日本陸軍が対英米(蘭)戦争直前に新設した第7番目の鉄道連隊、第9連隊(鉄9)、特にスマトラに投入された第4大隊 … 続きを読む 「南方軍の至宝」:鉄9の軌跡(1)
カテゴリー: 25軍
河西定雄:つかのまの建設隊長
横断鉄道に関わりながら、スマトラの土を踏むことがなかった人間もいた。鉄8は「横断鉄道建設のため」という目的で編 … 続きを読む 河西定雄:つかのまの建設隊長
パレンバンの捕虜
横断鉄道の建設にジャワからの捕虜(「ジャワ部隊21」)が44年5月23日ペカンバルに到着したのに続き、6月16 … 続きを読む パレンバンの捕虜
パダンの穴
日本の穴の続き。 パダンに残る100以上もの「日本の穴(lubang japang)について掘り進めている。パ … 続きを読む パダンの穴
日本の穴
穴があったら入りたい。 穴を掘らせた張本人の国ではその存在すら知られず、「インドネシア」の歴史を語る専門家のあ … 続きを読む 日本の穴
パダンの捕虜
非防備都市に宣言されたパダンで疑心暗鬼に日本軍の到着を待っていたのは市民やスカルノだけではない。連合国兵士もい … 続きを読む パダンの捕虜
パダンの5ヶ月
76年前の45年8月17日、スマトラを含むインドネシアは独立を宣言した。それを読み上げた初代大統領のスカルノ、 … 続きを読む パダンの5ヶ月
鉄の枠組みとロガス
横断鉄道建設の根底には「南方製鉄所への渇望」があったと江澤は結論する(p119)。日本軍占領下における製鉄へ取 … 続きを読む 鉄の枠組みとロガス
ボルネオとセレベスからの類推
(または「ロームシャ(2)」) 43年中頃から各地で負け戦が続き、守勢に転じていくなかで横断鉄道の建設は本格化 … 続きを読む ボルネオとセレベスからの類推
セメントの重さ
横断鉄道の目的としてセメント輸送をあげる史料がいくつかある(*1)。「叢書 ビルマ・蘭印方面 第三航空軍の作戦 … 続きを読む セメントの重さ
スマトラ縦貫鉄道
スマトラ横断鉄道は今でもあまり知られていないが、戦争中、それが構想され、建設された時、一般の人は知り得たのか。 … 続きを読む スマトラ縦貫鉄道
さらば昭南: 25軍と南方軍の確執
戦時中、鉄道輸送の専門家だった河村弁治は戦後47年11月にまとめた報告で、横断鉄道について次のように触れる(* … 続きを読む さらば昭南: 25軍と南方軍の確執
25軍の降伏
45年10月21日、スマトラを統治した25軍が正式に降伏した。大日本帝国はすでに45年8月にポツダム宣言を受諾 … 続きを読む 25軍の降伏
渡邊渡を読む(2)
引き続き、渡邊渡の「軍政関係史・史料」から横断鉄道初期の様子を探る。スマトラ「国土建設計画」を策定した佐藤俊久 … 続きを読む 渡邊渡を読む(2)
43年初期の横断鉄道:渡邊渡を読む
増永や佐藤が考案した鉄道路線、スマトラ開発計画はその後、どう進展したのか。2人がシンガポールに司令部、軍政部を … 続きを読む 43年初期の横断鉄道:渡邊渡を読む
スマトラ都市計画と「横断鉄道」
前稿に続き、佐藤俊久が42年9月に書いた「昭南マレー及びスマトラの国土計画」と翌月の報告書からスマトラの開発計 … 続きを読む スマトラ都市計画と「横断鉄道」
もうひとつの「横断鉄道」構想
スマトラを統治した25軍はやがて着工する増永元也の発想した横断鉄道以外に、もうひとつ別な「横断鉄道」も検討して … 続きを読む もうひとつの「横断鉄道」構想
すべての石炭は同じではない
スマトラを侵略した日本軍が横断鉄道を企図した理由は石炭だった。スマトラ島西海岸から直線で60キロほど、サワルン … 続きを読む すべての石炭は同じではない
スマトラ島に渡った建設業者-「軍建協力会」とスマトラ横断鉄道建設-
本稿では、スマトラ横断鉄道建設に従事した建設会社の社史などを引用し、戦時中の軍用鉄道の建設に建設会社が深く関わ … 続きを読む スマトラ島に渡った建設業者-「軍建協力会」とスマトラ横断鉄道建設-
別ルート?
増永は石炭輸送のためにペカンバルとムアロを結ぶ鉄道を考案し25軍軍政部がそれを受け入れた。 25軍の「作戦記録 … 続きを読む 別ルート?